堀内誠一展

子供と一緒に楽しめる素敵空間へ

先週末の事。旦那さんが行きたいと言い出してから、期間がまだあるから~と先延ばしにしてしまい最終日にぎりぎりすべりこみで行けた堀内誠一展。感想としては本当に行けてよかった!!!(語彙力のなさよ。。。)

アートディレクター、イラストレーターの方。。という認識はあったものの、はっきり何をした方なのか把握出来ていないまま、旦那さんについて行った展覧会。気づけば没入してしまい旦那と息子からかなり遅れてゆっくりと回り(待たせすぎて男二人はソフトクリーム食べて待っていた!笑)とてもいい時間を過ごせた満足感で満ち足りた気持ちになれました。

雑誌ananの創刊号からの展示は圧巻で、ファッションページや世界各国で撮影されたページの彩は本当に素敵でじっくり見入ってしまいました。当時の社会の風潮みたいなものも感じられて、おもしろいなぁと。そもそものところで、堀内さんは14歳で伊勢丹でディスプレイの装飾やデザインのお仕事をされていたと知り、びっくり!早くから才能を生かして活躍されていたんだなぁと知る事ができました。

その先はガラッと雰囲気が変わり、絵本の世界へ続く可愛らしくてファンタジーな空間が。「ぐるんぱのようちえん」や「くろうまブランキー」の世界に入り込んでしまったようなその空間では子供が大喜び。絵本が大好きな息子は座り込んで、熱心に絵本の世界へ。こんなにも絵本のお仕事もされていたのか!と驚きました。(このゾーンでは撮影可で沢山お写真撮りました)

私が一番面白くて、もっとゆっくり見たかったのは、100人が選んだ「私の好きな堀内さん」のコーナー。沢山の著名人が、彼の仕事で印象に残っているものや好きな事、自分にとっての大切な思い出や自分の今につながるきっかけなどを作品と共に展示してくださっていて、堀内さんの偉大さやお人柄が垣間見れるとても面白い空間でした。こんなにも沢山の人に愛され、尊敬される人生ってすてきだなぁとそれぞれのエピソードからジワジワ伝わってきて、なんだか胸に残りました。一番最後に、堀内さんが亡くなった際に、友人の安野光雅が送った弔辞が展示されており、おもわずぐっときました。こんな風に自分の人生の終わりを迎えられたらいいなぁとぼんやり思えた最後。まだ読んだことがなかった著書や絵本たちも見てみたいなと感じた日でした。

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